TOP > 鋼材図鑑 > 平鋼(フラットバー)の規格と重量表

平鋼(フラットバー)の規格と重量表(JIS G 3194)

JIS G 3194:2024 の標準寸法・許容差・質量計算方法と、表6 の 233 寸法の 1mあたり重量(kg/m)。

規格・寸法:規格・寸法一覧鉄板平鋼等辺山形鋼不等辺山形鋼溝形鋼I形鋼H形鋼重量計算:重量計算ツール

平鋼(フラットバー・FB)の規格は JIS G 3194:2024(熱間圧延平鋼の形状、寸法、質量及びその許容差)です。この規格の標準寸法(表1〜3)・許容差(表4)・質量の計算方法(表5)・断面寸法の例ごとの単位質量(表6)を、JISC の規格票で原典確認して掲載しています(確認日 2026年10月8日)。材質の規格(SS400=JIS G 3101 など)は鋼種ページをご覧ください。

JIS G 3194 の標準寸法(表1〜表3)

標準厚さ(表1)mm4.5 6 9 12 16 19 22 25 28 32 36
標準幅(表2)mm25 32 38 44 50 65 75 90 100 125 150 200
標準長さ(表3)m5.5 6.0 6.5 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0

標準寸法は代表寸法で、表にない厚さ・幅・長さを用いてもよいと規定されています(箇条5)。厚さ・幅は mm、長さは m で表します(協定により長さを mm で表してもよい)。

断面寸法ごとの 1mあたり重量(JIS G 3194 表6・233寸法)

表6「平鋼の断面寸法の例に対する断面積及び単位質量」の寸法組合せを、単位質量 kg/mで一覧にしました。値は表5の計算方法(断面積=幅×厚さを有効数字4桁、単位質量=0.00785×断面積を有効数字3桁、JIS Z 8401 規則A)で算出した理論質量で、規格票の数値と一致します。「-」は表6に無い組合せです(製造できないという意味ではありません)。定尺 1本の重量は kg/m × 長さ(m)です。

厚さへジャンプ:4.5 6 8 9 12 16 19 22 25 28 32 36 40 45

厚さ \ 幅 (mm)2532384450657590100125150180200230250280300350400450500
4.50.8831.131.341.551.772.302.653.183.534.425.30----------
61.181.511.792.072.363.063.534.244.715.897.068.489.4210.811.813.214.1----
81.572.012.392.763.144.084.715.656.287.859.4211.312.614.415.717.618.822.025.1--
91.772.262.683.113.534.595.306.367.068.8310.612.714.116.217.719.821.224.728.3--
122.363.013.584.144.716.127.068.489.4211.814.117.018.821.723.626.428.333.037.7--
16-4.024.775.536.288.169.4211.312.615.718.822.625.128.931.435.237.744.050.256.562.8
19--5.676.567.469.6911.213.414.918.622.426.829.834.337.341.844.752.259.767.174.6
22----8.6411.213.015.517.321.625.931.134.539.743.248.451.860.469.177.786.4
25----9.8112.814.717.719.624.529.435.339.245.149.155.058.968.778.588.398.1
28------16.519.822.027.533.039.644.050.655.061.565.976.987.998.9110
32------18.822.625.131.437.745.250.257.862.870.375.487.9100113126
36------21.225.428.335.342.450.956.565.070.679.184.898.9113127141
40------23.628.331.439.247.156.562.872.278.587.994.2110126141157
45------26.531.835.344.253.063.670.681.288.398.9106124141159177

単位:kg/m。表は横にスクロールできます。表にない寸法は重量計算ツールで計算できます。

参考:厚さ 3mm(JIS 表6 にない寸法)

厚さ \ 幅 (mm)19222532384450657590100
30.4470.5180.5890.7540.8951.041.181.531.772.122.36

3mm 厚は表6に含まれませんが市中に流通しているため、同じ計算方法で参考値を掲載します。

質量の計算方法(JIS G 3194 表5)

計算順序計算方法計算結果の桁数
基本質量 kg/(mm²·m)7.85×10⁻³(断面積 1mm²、長さ 1m の質量)—
断面積 mm²幅(mm) × 厚さ(mm)有効数字 4 桁
単位質量 kg/m基本質量 × 断面積有効数字 3 桁
1本の質量 kg単位質量 × 長さ(m)有効数字 3 桁(1,000kg 超は kg の整数)
総質量 kg1本の質量 × 同一寸法の本数kg の整数

数値の丸め方は JIS Z 8401 の規則A。質量は計算質量又は実測質量とし、計算には呼称寸法を用います(箇条7)。例:FB 12×100 は 1200mm² → 9.42 kg/m → 5.5m で 51.8kg、6m で 56.5kg。

形状・寸法の許容差(JIS G 3194 表4)

区分範囲許容差
厚さ (t)6 未満±0.3 mm
6 以上 12 未満±0.4 mm
12 以上 15 未満±0.5 mm
15 以上 20 未満±0.6 mm
20 以上 25 未満±0.8 mm
25 以上 40 未満±1.0 mm
40 以上 100 以下±1.2 mm
幅 (w)50 未満±0.8 mm
50 以上 500 以下幅の ±1.6%(最大 ±3.5 mm)
長さ (l)7 m 以下+40 mm/0(協定により最大+100 mm)
7 m 超えプラス側は 1 m(端数切上げ)増すごとに 5 mm を加える/マイナス側 0
かど落ち (c)厚さ 9 未満規定せず
厚さ 9 以上厚さの 15% 以下(最大 4 mm)
横曲がり—全長の 0.3% 以下(任意の 1 m につき 4 mm 以下)
平たん度長さ方向全長の 0.3% 以下で最大 10 mm(任意の 1 m につき 3 mm 以下)
幅方向(厚さ 50 以下かつ幅 150 超え)幅の 0.3% 以下(上記以外の寸法は規定せず)

厚さ・幅の許容差は、かど落ち部分には適用しません。受渡当事者間の協定により附属書JA(旧規定)によることもできますが、附属書JAは次回改正で廃止予定と注記されています。

よくある質問

Q. フラットバー(平鋼)の規格は何ですか?
A. 寸法・質量・許容差は JIS G 3194:2024(熱間圧延平鋼の形状、寸法、質量及びその許容差)に定められています。材質は別の規格(SS400 なら JIS G 3101)です。標準厚さは 4.5〜36mm の11種、標準幅は 25〜200mm の12種、標準長さは 5.5〜12m です。
Q. フラットバーの重量はどう計算しますか?
A. JIS G 3194 表5 の方法で、断面積(mm²)=幅×厚さ、単位質量(kg/m)=0.00785×断面積 です。例えば FB 9×50 は 450mm² × 0.00785 = 3.53 kg/m、定尺 5.5m で約 19.4kg です。
Q. フラットバーの厚さ・幅の許容差はいくつですか?
A. JIS G 3194 表4 で、厚さは 6mm 未満 ±0.3、6〜12mm 未満 ±0.4、12〜15mm 未満 ±0.5、15〜20mm 未満 ±0.6、20〜25mm 未満 ±0.8、25〜40mm 未満 ±1.0、40〜100mm ±1.2mm。幅は 50mm 未満 ±0.8mm、50〜500mm は幅の ±1.6%(最大 ±3.5mm)です。
Q. 平鋼とフラットバーは同じですか?
A. 同じものです。JIS では「平鋼」、現場では「フラットバー(FB)」と呼ばれます。厚さ×幅で呼び、例えば FB 6×50 は厚さ 6mm × 幅 50mm です。
Q. 表にない寸法のフラットバーはありますか?
A. あります。JIS G 3194 の標準寸法は代表寸法で、表に無い寸法を用いてもよいと規定されています。表6も「断面寸法の例」です。3mm 厚や幅 19・22mm なども市中に流通しています。重量は計算ツールで求められます。

関連ページ:重量計算ツール(平鋼)/鉄板の重量早見表/丸棒・角棒の重量表/SS400/SS490

計算した寸法で、そのまま見積りできます
SS400厚板(6〜150mm)のガス切断・溶断は自社設備で対応。その他の鋼材もお見積りいただけます。図面がある場合はDXF・DWG・PDFを添付してください。
見積りを依頼 ☎ 03-3653-9321